土木・建築構造物の補修・補強工事の施工は 株式会社ホークへ

技術紹介

工法一覧

当社の補修・補強工法は橋梁・トンネルなどを対象に多分野におよび、広範囲な補修・補強技術を有しています。
ここでは、ホーク独自の工法を中心に補修・補強工法をいくつかご紹介します。

繊維シート接着工法

アラミドとナイロンの複合繊維シートを帯鋼板(アラミド等方シート)と併用して横桁端部および床版上面部に接着剤で貼り付ける補強工法です。

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ピンニング・ドライ工法 <NETIS登録(掲載終了)>

炭素繊維などの繊維補強シートや鋼板を貼り付けた床版コンクリート内部の不必要な水分除去とアンカー効果を兼ね備えた補助・補強工法です。

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ひび割れ注入工法(ピトン・ハーケン工法)

毛細管現象を利用し、スプリングの圧力により時間をかけてゆっくりと注入していきますので奥の深いひび割れにも確実に注入できます。

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線導水工法

ウォーターガイド工法 <NETIS登録(掲載終了)>

既存のコンクリート構造躯体目地及び打継部などの箇所に溝を作り、伸縮性の良いクロロプレン製ガイドを取り付けた導水工法です。
構造躯体の動きによる溝の変形に対し、ゴム・ガイドは完全追随し「ひらき」や「縮み」「ねじれ」による背面水の漏れ、湧水を防止し、導水します。
暴露面積が小さく、クロロプレンゴムを使用しているため寒冷地での使用にも適しています。

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メッシュ導水工法

コンクリート構造物に発生したひび割れから漏水している箇所を導水処理します。
従来の導水工法では難しかった複雑な形状のひび割れに対しても導水が可能です。
ウォーターガイド工法との併用により、各種ジョイント、ひび割れ、水量に対応できます。

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NETIS登録工法・製品

当社のNETIS登録工法および製品です。詳しくは各項目をご覧下さい。


> ピンニング・ドライ工法(工法:旧NETIS番号 KK-020043-VR)
> ウォーターガイド工法 (製品:旧NETIS番号 KK-060032-A)


ピンニング・ドライ工法(工法:旧NETIS番号 KK-020043-VR)


施工前          施工後            施工前          施工後

※NETISホームページでの掲載は期間満了により2017.4.20で終了いたしました。

繊維シートや鋼板を貼り付けたコンクリート構造物内の不必要な水分を脱水し、加えて繊維シートとコンクリートとの接合補強としてアンカー効果を兼ね備えた工法です。


新技術 従来技術
ピンニング・ドライ工法 繊維シート接着工法・
鋼板接着工法のみ
工法概要 繊維シートや鋼板を貼り付けたコンクリート構造物内の不必要な水分を脱水し、加えて繊維シートとコンクリートとの接合補強としてアンカー効果を兼ね備えた工法である。 補強用の炭素繊維シート接着工法やコンクリート片のはく落対策としての繊維シート接着工法で、対象とするコンクリート構造物に樹脂接着剤で目的に応じた各種シートを接着する。
概略図 ピンニング・ドライ工法 繊維シート接着工法
経済性 7,760 円/㎡
評価 新技術の分増加する
工程・工期 4 日(400個/100㎡当り)
評価 新技術の分増加する
品質 ①脱水効果によってシート等のふくれや剥離を予防することで補強耐用年数の増加が図れる。
②アンカー効果により繊維シートとコンクリートの一体化が増す。
①コンクリート構造物の耐久性が増す。
②樹脂接着剤の接着力で機能する。
評価
出来形 設置箇所に規則性を持たすことにより美観が増す。 表面保護工(塗装)を行うことにより、美観が増す。
評価
現場条件 ①施工に関する自然環境の制約は無い。
②繊維シート(鋼板)接着工法の施工箇所で、ふくれ・剥離が危惧されたり、樹脂による接着力のみで結合されることに不安のある箇所、コンクリートと繊維シートを樹脂の化学的接着力のみで結合させていることに対する不安がある箇所に適用。
外気温5℃以下または湿度85%以上の施工条件では施工できない。
評価
設計条件 4個/㎡
評価
安全性 施工は大型重機を使用せず、軽量かつ人力による施工であるため、安全性は従来技術と同等である。 施工は大型重機を使用せず、軽量かつ人力による施工であるため、重機災害に対して安全である。
評価
NETIS番号 KK-020043
備考
総合評価

ウォーターガイド工法(製品:旧NETIS番号 KK-060032-A)

※NETISホームページでの掲載は期間満了により2014.10.17で終了いたしました。

トンネル目地やコンクリート打継部の漏水箇所に溝を作り、伸縮性の良いクロロプレン製の導水板を取り付けて排水設備へ導水を行います。 導水板本体の構造と接着材の工夫により、変形追随性や施工性を向上させました。


新技術 従来技術
ウォーターガイド工法 線導水材(ゴム系)
工法概要 導水板として伸縮性の良いクロロプレンゴムを使用する。導水板本体の構造と接着材の工夫により、変形追随性や施工性を向上した。 トンネル目地やコンクリート打継部の漏水箇所に溝を作り、導水ゴム又は樹脂系管を設置して、コンクリート面までコーキング材を充填する工法。
概略図 ウォーターガイド工法 線導水材
経済性 (材料費)  11,200円/m (材料費)  9,100円/m
評価
工程・工期 水中硬化型樹脂パテを使用するため、接着面の乾燥状態に左右されない。
標準歩掛りを適用:10日/100m
自社歩掛り:8日/100m
接着面の乾燥状態に左右される。
標準歩掛りを適用:10日/100m
評価
品質 変形性能が非常によい。
「ひらき」「縮み」「ねじれ」「ずれ」など様々な変形に追随する。
導水板が自由に膨張できるため、寒冷地での導水板内の水の凍結膨張にも耐えられる。
水中硬化型の樹脂を使用するため、接着面の乾湿に影響されず、接着性がよい。
変形性能はあまりよくない。
変形により、(上図)導水路両端から導水路とコーキングの剥離や、コーキングの中央部に亀裂を生ずるなどの劣化が進行しやすい。
再補修の事例多い。
接着面の乾燥状態の管理が必要。
評価
出来形 導水断面が大きい。
導水板が30mm程度の幅で露出して、パテと導水板のラインが通り美観がよい。
導水断面が大きい。
導水内の凍結によりコーキング部にひび割れを生ずる事がある。
表面に鋼板を使用する場合はアンカーボルト等の突起が表出する。
評価
現場条件 目地部に限らず曲線等様々な形状に対応できる。
建築限界を侵さない。
寒冷地など、導水板内の水の凍結膨張により導水工の損傷が懸念される地域で特に有効である。
目地部に限らず曲線等様々な形状に形状に対応できる。
建築限界を侵さない。
評価
設計条件 漏水量が多い箇所に適用。
漏水量は少ないが、線導水を複数本合流させる必要がある箇所に適応できる。
漏水量が多い箇所に適用。
漏水量は少ないが、線導水を複数本合流させる必要がある箇所に適応できる。
評価
安全性 水中硬化型樹脂パテ材による接着。
導水板と樹脂パテ部はクサビ効果により密着する。
導水板に特殊な加工を必要としないため、施工が容易で安全性があがる。
コーキング材による接着。
コーキング材の劣化が問題となる。
導水管の加工が必要である。
コーキング材は厚付けが難しく、硬化に時間を要するため、施工直後の材料落下等の第三者災害に注意が必要。
評価
NETIS番号 KK-060032
備考 総合的に評価は最も良い。 品質を欠点として、総合的に評価は低い。
総合評価

水圧耐力試験
1.試験概要
①実験実施日 平成 6年 8月 27日
②実験実施場所 世界長㈱ 材料試験所
③試験名称 水圧耐力試験
④目的 ウォーターガイド工法を供試体に再現して、その破壊水圧(以後、耐力と呼ぶ)を測定する。
⑤試験片 供試体 3体(寸法:600×300×150)
⑥試験方法 供試体の導水内部に加圧ポンプで水圧を加えて、漏水が見られる水圧を測定する。
⑦結果 平均水圧 0.26MPa(2.67kgf/cm2
⑧考察 0.26MPaの水圧までウォーターガイド工法は耐えられることを確認した。
導水は、漏水箇所の水を止める構造ではなく、常に流して排水設備へ放出するものであり、適切な断面を確保することで、実験のような水圧が作用することはないと思われる。
2.試験内容
(1)試験方法 供試体を3体作成する。
導水内部に加圧ポンプで水圧を加えて、漏水が見られる水圧を耐力とする。

供試体・・・・・3体

測定機械・・・・・水圧試験用加圧ポンプ
空気が抜けた後、放水側のパイプにキャップを被せて止水する。
(2)供試体 供試体

試験フロー
試験フロー

3.試験結果
供試体/試験状況

供試体/試験状況
4.考察
試験の結果、ウォーターガイド工法は、平均0.26MPaの水圧まで耐えられることを確認した。
   水圧耐力 = 0.26MPa = 0.26N/mm2 = 2.67kgf/cm2

これは、溝幅70mmに対して、導水延長1m当り1.87tfの荷重(水圧)に耐えられることとなる。
   2.67kgf/cm2 × 7cm = 18.7kgf/cm = 1.87tf/m

導水は、漏水箇所の水を止める構造ではなく、常に流して排水設備へ放出するものであり、適切な断面を確保する導水を選定することで、実験のような水圧が作用することはないと思われる。

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